放射線室の紹介

放射線室の紹介


    現在、放射線室は3名体制で日々の検査を行っております。

    患者さんの苦痛を減らすため、コミュニケーションを積極的に取り、より良い医療を受けていただくよう心がけております。近年、厚岸町の高齢化に伴って仰向けで寝ることが難しい患者さんが増えております。マット等の補助具を使うことも可能ですのでお気軽にご相談ください。

    被ばくについては、装置のデジタル化に伴って従来よりも大幅に減少しております。また、放射線の照射範囲や照射時間を出来る限り小さくすることで、さらなる被ばく低減に努めております。

    電子カルテやPACS(医療用画像管理システム)を導入したことにより、検査後すぐに画像を提出することが可能になりました。これにより、診察までの時間を短縮しております。

     町立厚岸病院の基本理念のもと、患者さんに寄り添った医療を提供していきます。

病院基本理念(抜粋)
 「町立厚岸病院は、職員が力をあわせ すべての患者さんに対して その人格・信条を
  尊重し つねに“やさしさ”をもって 診療に専心いたします。」

検査・設備

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一般撮影・ポータブル

一般撮影(SHIMADZU RAD speed pro、Konica Cs7)

   X線装置を用いて、肺や心臓などの臓器から骨や筋肉まで観察することができる検査です。肺炎や心臓肥大、骨折など様々な疾病の確認ができます。一般撮影だけでは判断不能の場合は、CTなどを用いてさらに詳しく検査することもあります。
     FPD(フラットパネルディテクタ)の導入により画像のデジタル化が可能になりました。これにより、少ない被ばくで高画質な画像を得られ、画像出力の高速化により、検査時間も大幅に短縮されています。

ポータブル(HITACHI sirius star mobile)

   移動型X線装置なため、救急患者さんや入院患者さんの病態急変時に、迅速な検査が可能です。また、入院患者さんで移動が難しい方も病室で検査が可能です。

      同室者の被ばくについては、距離を空けると、被ばくしないことが分かっておりますので、他の患者さんやご家族が被ばくする心配はありません。

CT検査・ワークステーション

CT検査(Canon Lightning Apuilion Helios Edition)

CT検査(Canon Lightning Apuilion Helios Edition)
 CTは頭の先から足の先まで、目的に応じてどの部位も撮影可能です。一般撮影では観察不可能な部分や精密検査などでよく使われます。当院のCT装置は令和5年1月に更新し、80列の最新式CTを導入しました。胸部CTでは、従来だと9.4秒の息止めが必要でしたが、新装置は3分の1以下の2.7秒で撮影可能です。また、撮影から画像をつくり上げる速度も上昇し、こちらも3分の1以下の時間で完成します。
    被ばくについては、最新のAiによるDeep Learningを用いることで従来のものより大幅な被ばく低減を可能としています。胸部のCTでは60%以上の被ばく線量が低減しています。被ばくを低減しつつも、放射線の検出機能や画像再構成機能が向上し、従来よりも見やすい画像を提供しています。
ワークステーション(FUJI SYNAPSE VINCENT)
      CT装置で撮影した画像から、立体的(3D)な画像を作成します。上下左右に360度回転することができ、骨折などがあれば、より分かりやすく表示可能です。

X線TV(TOSHIBA(Canon) ZEXIRA DREX-ZX80)

  主に胃のバリウム検査で使われる装置です。TVモニターで、リアルタイムに動画として観察可能です。バリウム検査では、胃がんや胃潰瘍、ピロリ菌等による萎縮性胃炎など様々な病気を見つけることができます。
     X線TV装置は他に、脱臼からの修復や胃管チューブの挿入に使われることがあります。

眼底検査(TOPCON TRC-NW400)

眼の奥にある、眼底の血管や網膜、視神経などを観察する検査です。 撮影時は少し眩しいですが、体に害はなく痛みなどもありません。
眼底からの出血の有無がわかるため、高血圧、動脈硬化、糖尿病などの進行度がわかります。眼の病気としては、緑内障、白内障、網膜剥離などがわかります。

骨密度測(TOYOMEDIC B-Cube)

骨塩定量装置を用いて、骨に含まれるカルシウムなどの骨塩(ミネラル)を計測することで、骨密度を算出します。ミネラルが不足してくると骨がもろくなり、骨折しやすくなります。骨密度は若い人と比較した値の80%以上なら正常、70~79%なら骨量減少、70%未満なら骨粗鬆症と診断されます。

測定時にはX線を照射しますが、照射線量はごくわずかなため、被ばくによる健康被害などは全く問題ありません。

FPD・PACS ・補助具

PACS(医療用画像管理システム)(Panasonic PlissimoEX)

一般撮影装置やX線TV装置に使われ、人体を透過したX線を検知し、画像にします。X線照射から画像になるまでは、2.3秒程度です。
PACSは放射線検査等で撮影した画像を保管、管理して、いつでもパソコンから見られるようにするシステムです。画像は診察室や病棟のナースステーション内、医局など様々な場所で医師が閲覧しています。フィルムを使わず、データのみのやり取りのため、撮影後すぐに画像を見ることができます。
PACSを用いて、提携先の病院の放射線科医に画像読影を依頼することも可能です。 放射線科医などの専門家による画像診断が困難な厚岸病院においても、画像診断の専門医にその読影診断能力を提供していただくことで、医療の質の向上を図ることができています。

FPD(フラットパネルディテクタ)(Konica AeroDR fine)

ワークステーション(FUJI SYNAPSE VINCENT)

補助具

一般撮影時に患者さんの負担軽減や時間短縮のために用います。

防護服(プロテクター)

  鉛が入っていて、人体を放射線から守ります。
主に放射線技師や看護師が撮影中に患者さんの介助を行う際に使います。
    乳児、幼児、その他特別な介助が必要な患者さんの撮影時にはご家族にも防護服を着ていただき、撮影をすることがあります。ご協力をお願いします。
このページの情報に関するお問い合わせ先
厚岸町役場TEL:0153-52-3131FAX:0153-52-3138