厚岸大橋フォトコンテスト・厚岸大橋思い出エッセーコンテストの受賞者が決定!

イベント

 今年4月1日から6月30日まで募集した「厚岸大橋フォトコンテスト」・「厚岸大橋思い出エッセーコンテスト」の審査を行い、受賞者が決定いたしました。

厚岸大橋フォトコンテスト

28人59点の応募があり、7月29日に審査を行いました。
審査を終えて
多様な表現を感じ取れる多くの作品、呼吸する風景を自然体の眼差しで見つめた印象を残した作品が発表されていました。(審査委員長 大八木 茂)
最優秀賞
「曙」 五十嵐 航司さん(厚岸町)
【審査委員長公表】
叙情的な作品です。まず、訪れて見たいと感じます。天空を染めるあさやけ、そして、人々を支える大橋、心に響く作品です。
 
※この作品は、厚岸町役場1階正面玄関前階段において、「階段アート」として8月29日より掲示しますので、ぜひご覧ください。
優秀賞
「薄氷の浮かぶ厚岸湾と大橋」 青木 光男さん(釧路市)
【審査委員長公表】
選択したレンズの焦点距離、写し出されている範囲が肉眼に近いことで、気持ちよく心に響いてきます。
静寂と穏やかな空気感、冬の風景が表現されています。
審査員特別賞
「満天の星空の下で」 佐藤 智一さん(中標津町)
【審査委員長公表】
天空の星空と厚岸大橋、狙い構成がステキです。撮影ポイント、努力と、美意識によって撮影された作品です。

厚岸大橋思い出エッセーコンテスト

28人59点の応募があり、7月29日に審査を行いました。
最優秀賞
「厚岸大橋と私」 中嶋 憲子さん(厚岸町)
【審査委員長講評】
厚岸大橋が開通して2カ月後に厚岸町へ嫁いできた方のお話です。作者の方は、ご自分の結婚生活と大橋の歴史を重ね合わせたのではないでしょうか?
大橋がなくて、もし渡船やフェリーだったら生活に不安を感じていたことが伝わりました。3人のお子さんに恵まれましたが、急病や健診で病院通いをしなければいけないとき、悪天候や埋め尽くす氷でフェリーが欠航したらと思うと、母親の気持ちは察するに余りあります。一方、大橋を舞台に繰り広げられるマラソン大会は、出場する我が子の成長も感じられました。
慣れない漁家の生活に悪戦苦闘して、たまに帰る実家でホッとしてましたが、月日が流れるに従い、釧路方面から厚岸町に戻る際、望洋台で大橋が見えると「帰ってきた」と実感していました。
他の作品でも大橋を見て「帰ってきた」と思う作品が何点かあり、大橋の存在がいかに町民のみなさんに大きいのか改めて思い知らされました。
優秀賞
「忘れても忘れない」 三沢 富子さん(埼玉県所沢市)
【審査委員長講評】
認知症の祖母が、ある日行方がわからなくなったところから始まります。見つかったのは厚岸大橋たもとのバス停。そこは祖母が父を迎えに来た渡船の桟橋があった場所でした。雨が降ったら傘を持って迎えに行ってたとのことで、そのときの記憶がそうした行動に結びついたのでしょう。
いくつになっても家族への思いは忘れることができないことを教えてくれた作品でした。そして祖母のその気持ちは、母や作者へも伝わっていきました。心が温かくなりました。

厚岸大橋フォト・エッセー・絵画作品展を開催します

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