交通安全都市宣言(昭和37年5月28日)
わが厚岸町は、道東唯一の観光地としてその名も高い厚岸湾同時に雄姿大黒島等、自然の風致の巧妙なる配置によって、『数多くの景勝地に恵まれた歴史のまち』、『観光のまち』、として昭和30年、厚岸道立公園として指定され、道々厚岸霧多布線には道内初のフェリーボートが昭和34年に就航し、観光ブームに乗って今や観光客の来訪は激増の一途にある。
このため、最近における道路交通の状況は国民生活の向上と自動車の運行需要の増大が加わり、日増に輻輳し更に車輌の大型化によって町民は常に交通事故の危険にさらされて日常生活を送っている現状である。
一昨年、政府は交通秩序維持のため新道路交通法を制定し、更に交通混雑緩和えのための一連の交通規則方法についても検討を開始し、諸施策を通じて着々その効果を挙げつつあるが、本町内における交通事故は、なお跡を絶たない状況である。
交通事故による惨状については今更多言を要しないが、一瞬にして父母兄弟を失い又は生涯不具者となって職を失い、その結果楽しかるべき家族も悲惨の極みに達する例は枚挙にいとまがないのである。
もとより、交通事故を防止するための措置は、それぞれの分野において積極的に実施されなければならないが、反面これら交通事故の大半はまた人的によるものが多く、法規の遵守とともに交通道徳の涵養、交通環境の整備充実によりほとんど阻止し得るべきものと確信する次第である。
われわれは以上の趣旨に則り、交通の安全についてひとり交通機関にのみ委ねることなく進んでこれが諸施策に協力し、交通道徳の向上につとめ、悲惨な交通事故から町民及び旅行者の安全を護り、明るく住みよい郷土に発展しようと決意し、交通事故絶無のための一大町民運動を強力に推進せんとするものである。
ここに 厚岸町を「交通安全都市」とすることを宣言する。
このため、最近における道路交通の状況は国民生活の向上と自動車の運行需要の増大が加わり、日増に輻輳し更に車輌の大型化によって町民は常に交通事故の危険にさらされて日常生活を送っている現状である。
一昨年、政府は交通秩序維持のため新道路交通法を制定し、更に交通混雑緩和えのための一連の交通規則方法についても検討を開始し、諸施策を通じて着々その効果を挙げつつあるが、本町内における交通事故は、なお跡を絶たない状況である。
交通事故による惨状については今更多言を要しないが、一瞬にして父母兄弟を失い又は生涯不具者となって職を失い、その結果楽しかるべき家族も悲惨の極みに達する例は枚挙にいとまがないのである。
もとより、交通事故を防止するための措置は、それぞれの分野において積極的に実施されなければならないが、反面これら交通事故の大半はまた人的によるものが多く、法規の遵守とともに交通道徳の涵養、交通環境の整備充実によりほとんど阻止し得るべきものと確信する次第である。
われわれは以上の趣旨に則り、交通の安全についてひとり交通機関にのみ委ねることなく進んでこれが諸施策に協力し、交通道徳の向上につとめ、悲惨な交通事故から町民及び旅行者の安全を護り、明るく住みよい郷土に発展しようと決意し、交通事故絶無のための一大町民運動を強力に推進せんとするものである。
ここに 厚岸町を「交通安全都市」とすることを宣言する。
宣言塔の場所
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総務課 総務係TEL:0153-52-3131(代表)FAX:0153-52-3138(代表)
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