冬の生活編

Q1.雪はどれくらい降るの?

 厚岸町が位置する道東地方は、北海道の中でも比較的雪が少ない地方です。2019年の年間降雪量(気象庁データ)では厚岸町が220cmに対して、北海道の主要都市である札幌市が335cm、旭川市が540cmと、北海道の主要都市と比べても少ないのが分かります。冬になれば、毎日のように雪が降っている状況ではありません。

Q2.毎日除雪は必要?

 Q1の内容のとおり、厚岸町は北海道の中でも比較的雪が少ないところです。そのため、毎日除雪が必要なわけではありません。1シーズンに1~2回は大雪、暴風雪に見舞われることがありますので、そのような大雪の日は1日に何度も除雪が 必要になります。

Q3.除雪は誰がするの?

 道路については、それぞれの管理機関が除雪を行います。国道であれば釧路開発建設部(北海道開発局)、道道は釧路建設管理部、町道は厚岸町で除雪します。
 自宅敷地内の除雪については、各家庭で行うことになります。

Q4.除雪道具はどんなもの?

 北海道の冬生活で除雪道具は必需品です。代表的な道具は次のとおりです。
冬の生活
除雪道具名価 格
雪はねスコップ2,000円前後
プッシャー・ラッセル2,000円前後
スノースコップ2,000円前後
スノーダンプ4,000円前後
アルミスコップ(角・剣先)2,000円前後
つるはし2,000円前後
除雪機高いものから低いものまで様々

Q5.家の中は寒い?水道管は凍結する? 

 冬期間の平均気温はマイナス5℃であり、日中でも家の暖房機をつけておくことが多いです。よって室内の温度は25℃前後を保っているため、室外のような寒さは ありません。
 水道管の凍結については、朝晩の冷え込みが厳しいときには凍結してしまうことがあるため、就寝前に凍結防止策として、水道の元栓を閉め水抜き(水道管に溜まった水を排出する作業)をすることや、夜間も暖房機をつけたままにして室温が下がらないようにする必要があります。
 最近の住宅は、耐熱性・機密性に優れていることから、そのような対策をしなくても凍結することは少ないようです。

Q6.冬道運転は怖い?

 冬道は確かに恐ろしいものですが、その恐ろしさを事前に知っていたら、それほど恐れることはありません。車が滑った時の対処方法を知っておくことが、事故を未然に防ぐうえで大変重要なことです。
 国道などの主要道路は除雪が行き届いていますので、危険な路面状態になっていることは少ないです。ただし、峠などの山間地域は降雪量が多く、天候の変化が多いことから、常に良好な路面状態とは言えませんので、通行する際には注意が必要です。

Q7.冬用タイヤ(スタッドレスタイヤ)は必要?

 北海道で生活するうえで、冬用タイヤは必需品です。Q6の内容のとおり、冬道はとても滑りやすく、普通タイヤで走行することはとても危険なため、絶対してはいけません。冬用タイヤと普通タイヤは全く違うものです。
 冬用タイヤの価格は、普通タイヤに比べて2~3割程度割高で、耐用年数は3シ ーズン程度と言われています。
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