令和8年度火薬類保安技術実験について

お知らせ

1 火薬類保安技術実験の目的

 火薬類保安技術実験は、火薬類による災害を防止し公共の安全を確保することを目的とした火薬類取締法を適切かつ確実に施行するため、火薬類の製造、貯蔵、消費等に係る保安技術基準を策定するために行っている。
 このため、昭和36年以降、民間の事業所や試験研究機関では実施できない爆発実証実験を陸上自衛隊の協力を得て行っており、この実験で得られた科学的データは火薬類取締法の技術基準の見直しに反映されるとともに、工室及び火薬庫設置の際の特則承認等の根拠、火薬学の研究上の資料及び事業者における保安指針などに広く活用されている。

2 実施期間

令和8年12月4日(金)から12月15日(火)までの間

3 実験場所

矢臼別演習場

4 実験概要

(1)地形が爆発影響低減に及ぼす効果に関する実験
 火薬庫等の火薬類製造施設の設置形態や周囲の地形などの環境によっては爆風の影響が低減されることが考えられる。本年度は、火薬庫等の周囲の地形が爆風圧の低減に及ぼす効果について検証し、適切な保安距離の設定に資するデータを取得する。そのため、火薬庫等と保安物件との間に、丘や山がある場合を想定し、高さ2.5m、傾斜角40度の小スケールの模擬地形を構築し、含水爆薬1.22kg、5kg、9.77kg及び40kgを爆発させ、爆風圧の減衰状況を計測する。火薬庫等の実規模を40トンとすると、模擬地形の実高さは含水爆薬の量に応じて、それぞれ80m、50m、40m、30m、25mとなる。

5 火薬類保安技術実験スケジュール

月 日実験No.爆点点火予定時刻実験内容薬種・薬量
12月4日(金)準備(施設設置・爆点決定・設備設置)
12月5日(土)準備(爆点整備・設備設置)
12月6日(日)準備(計測準備・設備設置)
12月7日(月)準備(計測準備・設備設置)/実験会議
12月8日(火)1-2L11:00地形影響に関する実験EMX2 5.00kg
12月9日(水)1-3L10:30地形影響に関する実験EMX2 9.77kg
1-4
2-1
L13:30地形影響に関する実験
窓ガラス破壊に関する実験
EMX2 23.15kg
12月10日(木)予備日
12月11日(金)1-5
2-2
L10:30地形影響に関する実験
窓ガラス破壊に関する実験
EMX2 40.00kg
12月12日(土)1-1L10:30地形影響に関する実験EMX2 1.22kg
12月13日(日)撤収
12月14日(月)撤収/検収
12月15日(火)予備日
※EMX2:含水爆薬
※L:下爆点(今年度は下爆点のみ)
※気象状況により、実験の順番を変更することがある。

6 その他

 本実験について質問等がある場合は、次の部署へ連絡してください。
■公益社団法人全国火薬類保安協会 電話 03-3553-8762
このページの情報に関するお問い合わせ先
危機対策室 危機対策係TEL:0153-52-3131(代表)FAX:0153-52-3138(代表)