(目的)

第1条　この規則は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による様々な影響がある中、感染者の増加、経済の低迷に不安を抱えながら生産活動を行っている農業者に経営支援給付金(以下「給付金」という。)を支給することにより、農業者の経営の安定を図ることを目的とする。

(定義)

第2条　この規則において「農業者」とは、農林業センサス規則(昭和44年農林省令第39号)第2条第2項に規定する農林業経営体のうち、同項第1号、第2号又は第4号のいずれかに該当する事業を行う個人又は法人であって、主として当該事業による収入によって生計を維持しているものをいう。

(支給対象者)

第3条　給付金の支給を受けることができる農業者は、次に掲げる要件を全て満たすものでなければならない。

(給付金の額)

第4条　給付金の額は、一農業者につき、10万円とする。

(支給の申請)

第5条　給付金の支給を受けようとする農業者(以下「申請者」という。)は、農業者経営支援給付金支給申請書(別記様式第1号)に、次に掲げる書類を添えて、町長に提出しなければならない。

(給付金の支給決定)

第6条　町長は、前条の申請書を受理したときは、遅滞なく、当該申請書及び前条第1項各号の書類の内容を審査し、給付金の支給をするかどうかを決定し、支給をする決定(以下「支給決定」という。)をしたときは農業者経営支援給付金決定通知書(別記様式第2号)により、支給をしない決定をしたときは農業者経営支援給付金不支給決定通知書(別記様式第3号)により、速やかに申請者に通知するものとする。

(給付金の支給)

第7条　給付金の支給は、支給決定をした日の属する月の翌月中までに行うものとする。

(給付金の返還)

第8条　町長は、農業者が偽りその他不正の手段により給付金の支給を受けたことが判明したときは、支給決定を取り消し、及び既に支給した給付金の全部を返還させることができる。ただし、次に掲げる場合は、この限りでない。

(事務の委託)

第9条　町長は、給付金の支給に関する事務の一部を釧路太田農業協同組合(以下「農業協同組合」という。)に取り扱わせることができる。

(その他)

第10条　この規則に定めるもののほか、給付金の支給に関し必要な事項は、町長が別に定める。