筑紫恋チャシ跡
筑紫恋チャシ跡は、大正11年に河野常吉氏(北海道考古学の基礎を築いた人)が発見した遺跡で、床潭沼の西にそびえる山頂に築かれています。
このチャシ跡は、近世アイヌ期(17~18世紀頃)のものと考えられており、丘の頂を利用して造られた丘頂式のもので、西側斜面からは太平洋が一望できます。
標高50m附近には、縦40m、横25mの主要部の周りに幅1.5m、深さ50cm程の壕が半周しており、その下にも幅1.3m、深さ60cm程度の壕が掘られています。
山頂は平坦で、一辺4m、深さ50cm程の竪穴住居跡が5個あり、壕の間にも4m程の竪穴住居跡が確認されています。また、北側斜面には、カキ・アサリなどからなる貝塚が確認されています。
このチャシ跡は、近世アイヌ期(17~18世紀頃)のものと考えられており、丘の頂を利用して造られた丘頂式のもので、西側斜面からは太平洋が一望できます。
標高50m附近には、縦40m、横25mの主要部の周りに幅1.5m、深さ50cm程の壕が半周しており、その下にも幅1.3m、深さ60cm程度の壕が掘られています。
山頂は平坦で、一辺4m、深さ50cm程の竪穴住居跡が5個あり、壕の間にも4m程の竪穴住居跡が確認されています。また、北側斜面には、カキ・アサリなどからなる貝塚が確認されています。
史跡 | 厚岸町指定 |
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指定年月日 | 昭和53年11月27日 |
所在地 | 厚岸町床潭350-3 |
主な交通機関 | 車の場合は、厚岸駅より約8km |
ミニ情報 | 周辺には筑紫恋南貝塚などの遺跡があります。 |
このページの情報に関するお問い合わせ先
厚岸町海事記念館TEL:0153-52-4040
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