国泰寺跡
国泰寺(臨済宗鎌倉五山派景運山国泰寺、現在南禅寺派)は、江戸時代後期にロシアの南下・場所請負制度の弊害など北辺の危機が叫ばれる中で、箱館奉行の願い出により文化元年(1804)に設置が決定された蝦夷三官寺のひとつで、厚岸湾に突出するバラサン岬の神明宮(厚岸神社の前身、寛政3年(1791)最上徳内の建立)の旧地を含む10町四方の防風林をその寺領地として創建されました。
現存する建物はほとんど後代に改修されていますが、境内は江戸時代のたたずまいを伝えており、蝦夷地における特異な歴史的役割を果たした重要な寺として、裏手のアイカップを含む約130,000平方mが指定されています。
現存する建物はほとんど後代に改修されていますが、境内は江戸時代のたたずまいを伝えており、蝦夷地における特異な歴史的役割を果たした重要な寺として、裏手のアイカップを含む約130,000平方mが指定されています。
史跡 | 国指定 |
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指定年月日 | 昭和48年10月29日 |
所在地 | 厚岸町湾月1丁目 |
主な交通機関 | 厚岸駅よりバスにて国泰寺前下車、徒歩1分 車の場合、厚岸駅より約4km |
ミニ情報 | 国泰寺に関する資料は郷土館にあります。 【郷土館】電話番号:0153-52-3794 |
このページの情報に関するお問い合わせ先
厚岸町海事記念館TEL:0153-52-4040
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