避難の心得編

安全に避難するためには?

 緊急に避難するときは混乱防止のため、決められたルールと秩序を守り、お互いに協力し合うことが大切です。特に高齢者、障がい者、乳幼児その他特に配慮を要する者(以下「要配慮者」という。)を安全に避難させるために日頃から十分な対策を立てたり、隣近所の協力体制を整えましょう。
【防災ワンポイント】
  • 避難する前にガスの元栓を締め、電気のブレーカーを切ります。
  • ヘルメットや防災ずきんで頭を保護します。
  • 原則徒歩で避難する。
  • 迅速に避難できるように荷物は最小限にとどめます。
  • 狭い路地、塀ぎわ、川べりなどは避ける。

避難するポイントについて

【高齢者等避難の発令】
  • 避難に時間がかかる高齢の人や障がいのある人、避難を支援する人で危険な場所にいる人は、安全な場所へ避難しましょう。
  • それ以外の人もいつでも避難できるように、家族との連絡、非常持出品の用意など避難準備を始めましょう。
  • テレビやラジオで最新の気象情報等に留意するとともに、町からの情報にも注意しましょう。
【避難指示の発令】
  • 危険な場所にいる人は全員速やかに避難してください。
  • 要配慮者で避難していない人を見かけたら直ちに避難させてください。
  • 避難の際は、火元と戸締まりを確認して、非常用持出品を持参しましょう。
【緊急安全確保の発令】
すでに災害が発生・切迫している状況です。避難場所への避難が安全にできない可能性がある場合は、その時点にいる建物内において、より安全な部屋等へ移動するなど、命を守る最善の行動をとってください。

避難施設での過ごし方について

 我が家を離れ、避難所で生活するのは不自由なことです。
 慣れない場所での共同生活が原因でストレスや過労を引き起こし、体調を崩してしまうこともあります。
 避難所では、要配慮者などに配慮し、住民同士で助け合うようにしましょう。

車中泊での注意点について

 自家用車で避難生活を送る車中泊については、プライバシーを確保することができますが、暖房を入れるためエンジンをかけたままの状態にしておくと、一酸化炭素中毒になったり、狭い場所で長時間動かずにいるとエコノミークラス症候群になるおそれがあるので気をつけましょう。
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